ブラック企業体験記 ~医療事務編 面はニコニコ裏は陰湿 ~

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管理職はスタッフのご機嫌取りに必死

一緒に働いているスタッフも皆の前ではニコニコと笑っていても、裏では人の陰口や悪口が横行しているので信用できる人はいませんでした。

管理職の課長も事なかれ主義の人なので、女性陣の陰口に参加して自分の居場所を確保しているような人なので信用をおける人ではありませんでした。

当直は拘束時間36時間の激務

筆者は数年前まで病院で医療事務の仕事をしていました。

医療事務員は女性が多く、男性が少ないので気を張りながら毎日の業務に勤しんでいました。
朝の8時に出勤し、夕方の17時30分まで仕事でした。

病院には当直という制度があります。

当直の当番の時は17時より当直が始まり、次の日の朝までずっと当直を行ったあと、そのあとは普通に通常の勤務となります。

拘束時間36時間の激務です。

深夜0時を過ぎると仮眠をとっても良いことになっていますが、深夜でも電話がなったら起きて対応しなくてはならなくて、気が休まる暇がありません。

当直があるのは医師も看護師も同じだけど

気になる当直の手当てですが、1回でたったの7000円です。

時間に換算しますと夕方の17時から明け方の8時まで当直をすることになりますので15時間勤務していることになります。
しかし、仮眠の時間は働いていることにはみなさないという病院の趣旨で満足な手当ては至急されないのです。

基本的には一人で対応することになるため、プレッシャーと緊張が重くのしかかり、神経が過敏になってしまい仮眠をとることも難しかったです。

当直が終わったあとも翌日の通常勤務に入り、正直言うと当直終わったらもう家に帰らせてくれないかな..というのが本音でした。

しかし、当直があるのは医師も看護師も同じなので、事務員の私が弱音を吐くわけにもいかず、気持ちを押し殺して勤務を続けていました。

過酷な現場こそ強要される人間関係

こういう過酷な勤務状況もあり病院内の空気もピリピリとしており、人に対しての寛容さがなくなりあまり良い雰囲気の職場ではありませんでした。

陰口が横行する職場に対して嫌気がさすようになっており、自分が攻められると子供のように逆切れして喚き始める中年女性に対しても冷めた目で見ていました。

それでいて密な人間関係を強要してくるような圧力が職場にはあり、同調圧力によって他人を叩くことで人間関係を維持しているような職場に対しては不満しかありませんでした。

ストレスで神経が過敏になる

仕事が終わって家に帰ったあとも急患を知らせるコール音が耳に残っており、神経が過敏になってしまいなかなか休むことができません。

疲労と心労がたまるうちに仕事に対してミスが増えるようになりました。

病院という場所なのでミスが許される環境ではなく次第に職場にもいるのがしんどくなってきて退職を選択したのです。

一緒に働いているスタッフも皆の前ではニコニコと笑っていても、裏では人の陰口や悪口が横行しているので信用できる人はいませんでした。

管理職の課長も事なかれ主義の人なので、女性陣の陰口に参加して自分の居場所を確保しているような人なので信用をおける人ではありませんでした。

病院という場所は体調が悪い人が集まる場所なのでピリピリとした緊張感が漂っています。

患者さんの中にもクレーマーが存在しており、自分のストレスをスタッフにぶちまける姿をみているとうんざりしてきました。

効率よりも昔ながらのやり方

スタッフのせいではなく完全に自分に責任があるのにいつまでもネチネチと喚き散らすのはやめてほしいです。
喚き散らす人がいるとその人の対応に時間と人員を割かれてしまうので、仕事がたまってしまうのです。

日常の業務においても、ピリピリとしたことの連続でまったく気が休まる暇がありませんでした。

おまけに管理職の人たちが昭和世代の人たちなので最新の技術を取り入れることに対して積極的ではなく、パソコンではなく電卓で細かい計算を延々と続けなければならないのも不満でした。

組織の中にはメンタルを崩す人がいて、私もこの病院にずっといたらいつかこうなるのかもしれないと背筋に冷たいモノが走るのを感じました。

通常の業務が終わったとに、一か月の売り上げを集計する業務が時々あります。

部署のみんなで残って膨大な書類の数字を計算することになるのですが、エクセルを使えばすぐに終わる計算を電卓でやることになるため、膨大な書類の山を電卓でチマチマと計算するのがバカらしくてしかたがなかったです。

数が合わなければやりなおしになり、また膨大な書類を最初から計算することになるのです。

働く環境は本当に大事

一日の業務で疲れた体では集中力も落ちているに決まっていますし、人間にはミスがつきものです。
細かい計算間違いが起こるのは必然と言えば必然で、神経を集中させて電卓で計算をするのは苦行以外の何物でもありませんでした。

部署の中にはエクセルが使える人がほとんどいなく、ちょっと勉強すれば簡単に数字の計算なんてできるようになるのに、便利な技術を取り入れようとしない上司に対して不満が溜まっていました。

働く上で重要なのは環境だと私は思いました。きちんとした業務体制と人間関係が管理されているような職場ではないと、組織としてのパフォーマンスが低下してしまいます。

私が退職したあとにその病院は倒産してしまい今では残っていません。

臭いモノに蓋をして、見て見ぬフリをする人が上に立つような組織ではこのように内部崩壊を起こすのは必然なんだなと今になってはそう思います。

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